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フィンランド生活の前に

言葉
フィンランド語とスウェーデン語が公用語です。
英語はほとんどの場所で通じます。

お金
1994年にEU加盟、2000年にはユーロ導入。
カードはVISAとマスターカードが有力です。
ネットバンキングが盛んで、銀行のホームページでは英語での支払いなど問題なくできます。

消費税は通常24%、食品やレストランでの食事が14%、本、薬、映画等の娯楽、公共交通、スポーツ施設使用料は10%です(2016年)。値段の中に既に消費税が含まれています。

住居
他ヨーロッパ諸国に比べ、家具付き賃貸が非常に少なく、結局生活必需品を全て自分でそろえる人も多いです。
物件によっては本当に「部屋のみ」で電気の傘もない物件もあるので、ランプの取り付けもご自分でされる必要がある場合も想定されます。

  ▶会員ページにくわしい参考記事あり

電気
日本の電気製品を使用する場合は変圧器とプラグのアダプターが必要です。
一般にヨーロッパで使用されているCタイプ。
電圧;220/230ボルト
周波数;50ヘルツ
プラグタイプ;C
電気釜 日本から用意したほうがいいでしょう
パソコン 日本で買った方がお得感があります
携帯電話 機器はこちらで用意したほうが良いでしょう。プリペイドも普及しています。使用料金は日本に比べると安いと思います。


一般的に電気製品が故障した場合、フィンランド国内に修理を出来る場所がないために、ヨーロッパ内の他国に送られ修理されるようです。製品の移動など含めると日本で受けるサービスのように、迅速に処理されない可能性がおおいにあります。

買い物とビジネスアワー
2016年から、営業時間の規制がなくなり、個々店舗が自由に営業時間を定める事が出来るようになりました。スーパーは朝7時から22時まで開いている所がほとんどです。土曜日には18時〜21時に閉まります。食品以外を取り扱う店舗でも日曜日や祝日も営業する場所が増えました。

日本のようなコンビニはヘルシンキ市内に数件しかありません。
ガソリンスタンドの売店は24時間営業の場所もありますが、一般的にスーパーで買い物をするより割高です。
酒類の販売は深夜営業をしている店でも、夜9時以降には許可されていません。(レストラン、バーは含まれない)

日本食品
ヘルシンキの日本食料店は1店、アジア系食料品店は主要都市になら増えてきました。
最近の日本食ブームにより、どこのスーパーでもしょうゆ、寿司の材料(のり、わさび)、みりん、豆腐等は手に入るようになりましたが、お値段は円換算するとショックです。

日本で見慣れた魚は鮭(キングサーモン種)くらいですが、白身の魚や、スズキの一種、マスの一種、サバ(売られている場所が限られますが)、冬場はアンコウもどきなど地の魚はあります。一昔前に比べヘルシンキでは最近いろいろな輸入魚も見られるようになりました。
また、塩焼きや、お刺身など日本食に適した魚介をオランダから通販している人も結構いらっしゃいます。

  ▶現地の食材に関しては、会員ページにくわしい記事あり

衣類
夏でも日が傾いてくるとすぐ寒くなるので、ジャケット等はかかせません。
最近は温暖化の影響でか、夏も冬も雨が多いので、雨具もわすれずに。
冬は防寒具をこれでもかというくらい用意しましょう。手袋、帽子、マフラー、セーター、毛糸の靴下。厳しい冬をすごすグッズはもちろんフィンランドのほうが充実しているので、こちらでそろえる事も考えられます。こちらの男性は冬場はジーンズのしたに、男性用のももひきみたいな物をはいています。
外は寒くても、室内は22度前後に保たれていているので、室内では半袖でも過ごせるので、室内では薄着、外出時には重ね着できるようなコーディネートが理想です。
なんとなく寒くても頭に帽子をかぶるのを忘れてしまうのですが、頭から体温が逃げると言われており、零下の中を歩き続けると頭痛になるので、やはり帽子は必要です。
真冬でも保育園や幼稚園では外遊びはどんなに天気が悪くても日課です(マイナス12度を下回るとさすがに外遊びは禁止ですが)。小さな子供用の外遊びつなぎ(Haalari)、真冬にその下に着る毛糸のつなぎ、防水のつなぎ(Kurahousut)、防水の手袋、長靴、雪ブーツ、全てこちらでそろえる事になると思います。


薬等は使い慣れたものや、日本で処方されたものをお持ちくださる方がいいでしょう。風邪薬は簡単に買えますが、大体の薬は医師の処方箋が必要になります。

  ▶会員ページに薬局で購入できる薬の記事あり

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